【図鑑】声に出して楽しい!「つよいいきもの」「よわいいきもの」(はぐくむずかん)

絵本・図鑑

こんにちは、ひつじです。

自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。

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今日は、この春のラムくんのベストヒット、図鑑「つよいいきもの」「よわいいきもの」をご紹介します。

タイトルのとおり、生き物が「強い」「弱い」の視点から、その理由とともにカテゴライズされた図鑑。

弱い生き物については、弱いからこそ体がこんなふうになっているとか、こうやって体を守るとか、弱さだけでなく賢さがクローズアップされています。

今いる生き物だけでなく、「おおむかしのいきもの」として恐竜も登場します。

こちらの本、今年の2月に発行されたのですが、ラムくんが行きつけの書店の新刊コーナーで、初めて見たときからすごい勢いで食いついているのを見て、後日購入。

先に「よわいいきもの」だけ買ったところ、ラムくんに渡すなり「つよいいきものどーこだ…つよいいきもの…(涙目)」と不安定に。後日「つよいいきもの」が届くと、さっそく2冊の表紙を並べて「つよいいきもの!よわいいきもの!つよい!よわい!つよい!よわい!」と指さしながら連呼。ご満悦の様子。

…そうか、ラムくんは比較するのが楽しいんだね。くもんのカードも似たものを並べて連呼するのが好きだもんね。

その日以来、今日までラムくんに溺愛されているこの2冊、買って2ヶ月ほどですが、もう背表紙の糊が取れてきました。

「つよいいきもの」

ラムくん、表紙を見比べるのも好きですが、中身もしっかり楽しんでいます。

子供が自分で読みやすいよう、説明もひらがなで書かれているのですが(ラムくんは説明は読まない。私たちが読もうとしても、内容にはあまり興味ないみたい)

それだけでなく、動物の鳴き声など、声に出して読みやすい単語があちこちに書かれているので、ラムくんのようにひらがなを読み始めた子が自力で読んで楽しめるポイントがいっぱいあるのが嬉しい。各ページのタイトルが簡潔で読みやすいのも良いです!

ラムくんはリズムのいい言葉を繰り返すのが好きなので、本の中に出てくる「ぼくたち、つよいいきもの!」「すぐににげる」など、いろんな言葉を覚えては、繰り返し声に出して楽しんでいます。

オポッサムが横になっている写真の上に「しんだふり」と書いてあるのですが、最近は私が寝ていると「しんだふり!」と言ったり。まあ、あながち間違ってはいない(笑)

「よわいいきもの」

内容は、大人が読んでも新しい発見が多い!長年動物園で勤務されてきた、元上野動物園園長の小宮輝之さんが監修されています。ラムくんは私が読む間にめくってしまうし、家にいるときはだいたい常に自分の手元に置いているので、我が家で親が読めるのはラムくんが寝たあとのみなのですが。。

写真も、動物が飛び出してきそうなユニークなレイアウトになっていて、内容がわからない年齢の子も存分に楽しめそう。まだ発売されて間もないですが、これからたくさんの動物好きなお子さんの手に渡るといいな。

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