こんにちは、ひつじです。
自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。
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今日は、絵本「おめんです」シリーズのお話です!
個性的なお面と動物の可愛い表情が楽しい

「おめんです」シリーズは、お面をめくるといろんな動物が出てくる、楽しいしかけ絵本。現在4巻まで発行されており、息子・ラムくんのロングヒットとなっています。

お面は、きつねや鬼など日本の伝統的なものから、孫悟空やピエロなど、個性的なものまで!
お面を外したときの、動物たちの可愛らしい表情は、大人も安心させてくれます。
各巻とも、最後の見開きには、お祭りのお面売り場のようにお面たちが勢揃いしていて、子供と「どのお面が好き?」といったやりとりを楽しむことができます。
普段の生活ではなかなか出会うことのない個性的なお面が、赤ちゃんの視覚にも入りやすいはっきりした色彩で描かれています。

息子・ラムくんと「おめんです」シリーズ
この絵本に出会ったのは、ラムくんが0歳の頃、子育て支援センターの読み聞かせ会に参加したときでした。
当時、ラムくんはまだこの本に興味を示さなかったのですが、一緒にいた1〜2歳の男の子は、絵本に出てくるお面を指差してはおおはしゃぎ。
私自身、鮮やかな色づかいとユニークなお面の数々に心惹かれ、「ラムくんとも、こうやって楽しめるようになったらいいな!」とワクワクしたのでした。

購入したのは、ラムくんが1歳4ヶ月のとき。
ラムくんが夏風邪をこじらせて肺炎をおこしてしまい、かかりつけの小児科から急遽、大きな病院に入院することになり…(ちなみに幸いにもすぐに回復し、その後も入院が必要な病気にはかからず元気です。)
夫と交代で付き添ったのですが、その合間に急いで買い出しに出かけたとき、通りがかった本屋で店頭に並んでいたのがこの「おめんです」でした。
「ラムくん、今なら喜ぶかも!」
この頃には毎日絵本をめくっていたラムくん。買った「おめんです」を病室に持っていくとすぐに食いつき、何度も何度もめくって入院のお供になったのでした。
ラムくんの入院に不安な気持ちとともに、ラムくんの成長を嬉しく感じた、親としても思い入れの深い一冊です。

それ以来、2巻から4巻も揃えていき、ラムくんの「おめんです」ブームは長く続いています。他の絵本やおもちゃへのブームが新たに起きる中でも、今でも4冊いっきに本棚から持ち出してきて(ラムくんはいつも絵本をシリーズごとに読みたがる)一人で楽しんだり、一緒に読んだりしています。
絵本は「〇〇な〇〇のお面、かぶっているのはだあれ?」「〇〇〜(擬音語) 〇〇な〇〇さんでした」という同じフレーズの繰り返し。
はじめは擬音語の部分だけを自分で言えるようになったラムくん。どんどん読める範囲を広げていき、今ではかなり一人で読む(暗記している?)ことができます。読める部分が増えていくたびに、成長が感じられます。

絵本「おめんです」シリーズのお話でした。
ユーモア溢れるお面と愛らしい動物たち、ぜひお子さんとめくって楽しんでみてください!