ASDっ子もテンション爆上がり!名古屋「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」で子供とデジタルアート体験

お出かけ

こんにちは、ひつじです。

自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。

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先週の土曜日、金山南ビル美術館棟(旧ボストン美術館)で開催されている、体験型デジタルアート「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」名古屋会場へ行ってきました!

ASDっ子の息子・ラムくんをこういったデジタルアート型展覧会に連れて行くのははじめて。

私自身は、同じ会場で過去に開催された「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」(2023年)や「ゴッホ・アライブ」(2022~2023年)にも友人と行ったのですが、迫力のある映像や、美術館に慣れていない人にも楽しめる雰囲気が印象的でした。

それで、「ラムくんがもう少し大きくなったら、一緒に行きたいなぁ~」と思っていたのです。

チケット料金について

チケットは一般(大学生以上)の当日券が一人2,500円、未就学児は無料でした。

ラムくんが愛護手帳を取得していることにより、私たち夫婦のうち一人は介添えのための同伴者として、無料で入場させていただくことができました。

なお、手帳の対象者が小学生以上の場合は、本人分のチケットの購入が必要です。

車でも、電車でも行きやすい

駐車場は、美術館が入っているANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の駐車場に停めるのが一番行きやすいと思いますが、コストを考えて今回は近隣のコインパーキングに駐車。約1時間停めて400円ほどでした。

金山南ビル美術館棟は金山駅からほぼ直結なので、電車でも行きやすいです!

ちなみに今回、「ラムくんを久しぶりに電車に乗せたい!でも行き帰り電車に乗せるのはちょっと大変かも…」という思いから、夫に金山まで車で出向いてもらい、ラムくんと私は電車で金山駅へ。(我が家からだと、金山駅まで行くのは電車に乗る時間も短く、ちょっと電車を楽しむのにちょうど良いのです)

ラムくんは久しぶりに乗る電車に目を輝かせ、「ガタンゴトン!」と言いながら電車の中ではおりこうに車窓を眺めていました。私もそんなラムくんを見られて幸せ感じつつ。

しかし金山駅の改札を出ると…ラムくんはまだ電車に乗っていたかったらしく、改札のほうに戻ろうと全力の抵抗。しばらくの間、コンコースのど真ん中で私とラムくんの決死のバトルが繰り広げられました。

少しでもいろんな経験をさせてみたい気持ちと、「やっぱりしんどいわぁ…」というささやかな後悔。難しいね。

圧巻のデジタルアート!

さて、会場へ到着!

展覧会終了まであと2週間というこの週末でしたが、開館の10時に合わせて10分前に到着したところ、すでに待っていたお客さんは10組ほど。いい感じの混雑具合。

10時になると案内されるのですが、少し後ろに並んでいた私たちもすぐに案内してもらえて、スムーズに入ることができました。

デジタルアートの手前には、印象派が成立するまでの流れをユーモアたっぷりに説明したコーナーが。

デジタルアートの上映時間は30分弱で、繰り返し上映されます。上映後、引き続き次の回を観ることもできます。

では、中へ!

ラムくんは中に入るなり、「ったぁーーー!!」と手を振りながらシャウト。

興奮したようです。シャウトは最初だけだったので安心。

30分ほど中にいましたが、外に出たがることもなく、絵に出てくる湖を指差して「うみ!」と叫んだり、BGMに合わせて画面が変わっていくのを不思議そうに眺めたりしていました。

時々走り出しそうになるのを抑えるのは大変でしたが。。

地面の光が気になるようだった。

デジタルアートの展示室には、座る場所が用意されているのですが、こちらはしばらく経つと満席に。

しかし、立って観るのには空間に十分余裕があり、ラムくんとゆっくり時間を過ごすことができました。

展示室にいたのは10時から10時半すぎでしたが、午後だともう少し混むのかな?

個人的には、好きな「ラ・ジャポネーズ」の映像が観られたのが嬉しかった!こちらも10年ほど前に、当時の名古屋ボストン美術館で観たなぁ。同じ場所に自分の子供と一緒に来ているのか〜と、感慨深かったです。

わかりやすい展示で世界が深まる

デジタルアートの展示室を出て、下の階へ。(一度下の階へ行くと戻れないので、注意です)

まだ他のお客さんがデジタルアートを楽しんでいたからか、午前中の展示室はかなりゆっくり過ごすことができました!

「睡蓮の池」をイメージした太鼓橋にラムくんも夢中。いい顔で写真を撮らせてくれて母ちゃんも満足。

展示室では、印象派の画家や技術について、原寸大の複製の展示とともに説明されています。

美術に詳しくなくてもとっつきやすく、デジタルアートで感じた世界がより深められる展示となっています。

時間的に今回は立ち寄りませんでしたが、ミュージアムグッズも販売していました。

まとめ:子連れでも楽しめるデジタルアート展覧会

「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」名古屋会場まとめ
・電車でも車でも行きやすい会場
・愛護手帳対象者の同伴者は一名無料で入場可能
・デジタルアート展示室は休日午前中、子連れでも比較的ゆっくり鑑賞できた
・迫力たっぷりの動く絵画とBGMに子供も夢中
・印象派への理解が深まるユーモアいっぱいの展示も見どころ

帰りに「ラムくん、今日はモネを見たね!楽しかったね!」と言うと、ラムくんからも「タノシカッター!」との感想をいただきました。

(ラムくんは最近「タノシカッター!」「オイシカッター!」と言えるようになり、病院でギャン泣きしたあとも、帰り道で「ビョウイン、タノシカッター!」とか言う。しかしデジタルアート展示室での彼のテンション爆上がりぶりを見ていると、今回の「タノシカッター!」はきっと本物だ、うん。)

ラムくん、よかったね!また美術館、行こうね!

体験型デジタルアート「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」名古屋会場は、金山南ビル美術館棟(旧ボストン美術館)にて2025年6月22日(日)まで開催されています。

最終日に向けて、私たちが行ったときより混むことも予想されますが、お子様を連れて行こうか迷われている方にもおすすめの展覧会です。ぜひ!

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