こんにちは、ひつじです。
自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。
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我が家の一人遊びの神器、タッチペン図鑑たち。

これがあれば、ラムくんはめちゃくちゃ集中して遊んでいてくれます。ありがたやありがたや。。
ただし、集中しすぎるので、うっかりご飯前や寝る前にやり始めてしまうと、タイムスケジュールに支障をきたします。
今日はこの中で、最初に買った記念すべき一冊「はじめてずかん1000」のご紹介というより、思い出話です!
はじめてずかん1000

1歳のお誕生日に、祖父母に買ってもらったはじめてのタッチペン図鑑。
当時から絵本が大好きだったラムくん、買ったときからよく読んでいたのですが、タッチペンは私たちがやって見せてもあまり興味を示さず、振り回したり、舐めてしまうので一旦押し入れに。
そんなわけで、しばらくは図鑑のみを楽しんでいました。当時のラムくんはクレーン現象が多く(今でもたまにありますが)、私たちの手を写真の上に持ち運んで読ませる…という、つまり私たちの声がタッチペンの音声がわり。笑
タッチペンを使うようになったのは、1歳10ヶ月のときでした。そろそろ使えるかな〜と久しぶりに出して、一緒にやってみたら、今度は興味を持ったのかすぐに自分でタッチして遊べるようになりました。

乗り物のページの「モービルクラッシャー」でなぜか爆笑したり。
お菓子のページの「パフェ」を連打するのが好きで「パヘパヘパヘ!」と狂ったように聞こえてきたり。
初めて恐竜の存在を知って興味を持ったのも、この図鑑だったなとか。なんかここのページだけいつも嫌がって頑なに飛ばしてたなとか(ラムくんそういうの多い)。
そう、マンションのエレベーターで数字に興味を持ち始めた頃、夫がこの図鑑の数字のページをテンポよくタッチしながら「10、9、8…2、1、はっしゃ!」ってやるのがラムくんのブームになって、最初の頃10から逆に数えてたんだった。

ちなみに、我が家のはじめてずかんは、このように原形を留めなくなって長く経ちます。
タッチペンを渡す前の時点でかなり読んでいて、タッチペンデビューの頃にはボロボロ。何度も補修したのですが、日々の忙しさと他の本の補修にも追われ、だんだん諦めモードに。。
というわけで、派手に分解されていますが、今でもラムくんは寄せ集めて楽しく遊んでいます。現在は後で買った2冊がメインではありますが、まだまだこちらの図鑑も現役バリバリ。
(いまこの記事を書いている瞬間、この分断された一枚一枚が愛おしすぎて、久しぶりにちゃんと製本しようかな、という気持ちになりつつある。でも24時間以内に、やっぱりそのままでまぁいいかとなってる可能性が高い)
各ページに「どれかな?クイズ」「おとあてクイズ」といった仕掛けもあるのですが、ラムくんはそこには一貫して無反応。「俺はただ単語を聞いたり言ったりしたいだけなんだ!!!」という、彼の強い意志が伝わります。
とても人気の本ですが、それぞれの家庭で特に使い込まれたページがあったり、エピソードがあったりするんだろうなぁ。我が家でも、言葉を覚え始めたころの思い出にこの本は欠かせません。
我が家のタッチペン図鑑第一号、「はじめてずかん1000」のお話でした。また、第二号以降のことも書きたいと思います。