こんにちは、ひつじです。
自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。
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名古屋市港区・金城ふ頭にある、レゴブロックのテーマパーク、レゴランド。
我が家ではラムくんが3歳を迎えてすぐ、レゴランドの年間パスポートを購入しました!

我が家から行きやすい距離にあるレゴランド。
昨年冬に初めて行ったとき、ラムくんがレゴでできた動物たちに夢中だったことと、身長も90cmを超えて乗れるアトラクションが増えたこと、ラムくんが元々激しめのアトラクションも平気なタイプであることから、思い切って購入することに!

公式サイトを調べたところ、ラムくんが療育手帳を取得しているので、介助者一人は無料で入園させていただることが判明。療育手帳等※を持つ本人は、チケットかパスポートの購入が必要とのこと。
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、障がい福祉サービス受給者証。等級は不問。
結果、ラムくんと夫は年間パスポートを購入し、私は介助者として、付添年間パスポートを取得しました。

このあたりの手続きがちょっと分かりづらかったので、これから取得される方の参考になればと思い、書き綴っておきます。
それから、パスポート取得時に交付していただいた「アシスト・アクセス・パス」のことも。
※以下の情報は、2025年3月現在の情報です。変更になっている場合がありますので、ご了承ください。
レゴランドの年間パスポート、どれにする?
公式サイトによると、レゴランドの年間パスポートは、次の3種類。
・スターター
・スタンダード(我が家購入)土日も使える
・プレミアム 連休時も使える
我が家は「スタンダード」を購入しました。
公式サイトに、年間パスの種類により使える日、使えない日のカレンダーが載っています。

一番お値打ちなのは「スターター」なのですが、そのカレンダーによると「スターター」は平日しか使えないようです。
また、ゴールデンウィークやお盆、お正月は「スターター」「スタンダード」ともに使えず、使えるのは「プレミアム」のみです。
近場に住んでいる私たちは、普通の土日に楽しめれば良いかなーということで、「スタンダード」に。
こども(3〜18歳)とおとな、二人分で合計30,000円ほどでした。せっかくだからたくさん通いたい…!
付添年間パスポートを取得するには?
我が家は、ラムくんが療育手帳を取得しているので、私たち両親のうち一人は、介助者として無料で入園させていただくことができます。
手帳を持つ本人は、チケットやパスポートが必要です。なので我が家は、ラムくんと夫が年間パスポートを購入し、同時に私が介助者として、付添年間パスポートを取得しました。
付添年間パスポートを取得する手順 〜我が家の場合〜
①事前に(我が家は前日にしました)公式サイトにて、ラムくんと夫の年間パスポートを購入、写真を登録
②当日、チケット窓口で付添年間パスポートを取得したいことと、ラムくんの年間パスポートは購入済みであることを伝え、療育手帳を提示
③書類を記入、付添年間パスポート用の写真撮影などの手続き(15分ほどかかりました)
④ラムくんの年間パスポート現物と、私が入場するための付添年間パスポートの受け取り(夫のパスポートはデジタルなので現物発行なし)

我が家は公式サイトから前日に購入しておくスタイルでしたが、当日購入とか、やり方は他にもありそうです。
ちなみに、レゴランドの年間パスポートはデジタル化されているのですが(カード型で発行するには別途手数料がいるそう)、付添者と手帳の対象者の分のパスポートはカード型での発行になるとのことでした。

事前に公式サイトで写真を登録しておけるので、ここ最近のベストショットを使用。
なので我が家は、ラムくんと私(付添者)のパスポートはカード型、夫はデジタルパスポートとなっています。

写真は当日チケット窓口で撮影されるので、こんなハチャメチャな感じになる(使いたい写真の現物を持って行ってみたけど、受け付けてもらえず笑)
ちなみに付添者は固定である必要はありません。もし私たち両親のどちらかが一人でレゴランドに行きたい!となった場合に、夫は一人で行けて、私は(ラムくんの介助扱いでないので)チケットが必要、という違いです。
付添年間パスポートの取得手順まとめ
・対象者本人はパス購入が必要
・付添者1名は無料でパス取得可能(カード型)
・付添者は固定でないので当日誰が付き添ってもOK
・申請は当日チケット窓口で/写真はその場で撮影
アシスト・アクセス・パスって?
付添年間パスポートを取得したときに、「アシスト・アクセス・パス」というものを交付していただきました。

これは、長時間並ぶことが困難な人が、並ぶ分だけの時間を他の場所で過ごすことができるというパスです。
待ち時間の長いアトラクションに乗る際、通常の行列の横にある「スキップ・パスレーン」を通り、係員の方に「アシスト・アクセス・パス」を提示します。
すると、係員の方がアクセスパスの記入欄に、次に違うアトラクションに乗れる時間を書いてくださったうえで、今乗ろうとしているアトラクションに優先して案内していただけるのです。

優先してアトラクションに乗ったあとは、アクセスパスに書かれた時間まで他のアトラクションに乗ることはできない、という仕組みです。

隙あらば走り回りたがるラムくんには本当にありがたい仕組み。我が家もこのアクセスパスを利用し、アトラクションに乗ったあとは、次のアトラクションに乗るまでをラムくんの探索タイム(ラムくんはレゴランドの動物たちを愛でるのがすごく好き。また別記事にて…)に充てています。
アシスト・アクセス・パスまとめ
・アトラクションに長時間並ぶことが困難な人に発行される
・専用レーンから優先してアトラクションに案内してもらえる
・優先して案内された分の時間は、他のアトラクションに乗ることはできない
ASDっ子の息子と満喫したい!レゴランド
今日は、レゴランドの年間パスポート購入、付添年間パスポートの取得方法と、アシスト・アクセス・パスについてご紹介しました。

定型の子供と違う育児に疲れてしまい、外出に躊躇しそうなときもあるのですが、こういった仕組みにとても助けられています。これからも、ASDっ子・ラムくんとレゴランドを存分に楽しみたいと思います!
(ただね…これから暑くなってくるんだけど、ラムくん、帽子かぶってくれないんだよね…ほーんと、どうしようね……)