ASDっ子・ラムくんと個別療育① 〜通うまでの経緯と療育施設の決め手〜

療育

こんにちは、ひつじです。

自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。

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夏風邪などでバタバタしており、更新が滞ってしまっていました。

以前から書きたかった、現在ラムくんが通っている個別療育について、少しずつこちらで記事にしていこうと思います!

私も通い始める前、先輩方のブログをたくさん参考にさせていただいたので、これから個別療育を検討される方の参考になればという気持ちです。

2歳4ヶ月で個別療育デビュー

ラムくんは、現在1対1の個別療育に通っています。

通い始めたのは2歳4ヶ月のとき。週1回、土曜日に通っていて、今月でちょうど1年になりました。

今日は、個別療育に通い始めるまでの経緯や、療育施設を選んだ決め手についてお話しします。

個別療育に通うまでの経緯

ラムくんが発達の遅れを指摘されてから、個別療育に通うまでの流れはこんな感じでした。

ちなみに写真は療育とは全く関係ないですが、せっかくなのでこの頃のラムくんのお出かけ写真にしてみました。

1歳6ヶ月:1歳半検診で言語の遅れを指摘される

まだ月齢も低いため受診は任意と言われましたが、心配だったので総合病院小児科の発達外来を紹介してもらい受診。経過観察となりました。

1歳6ヶ月の頃 リトルワールドにて 今は慣れない素材の服を嫌がるけど、この頃は着てくれた

小児科の発達外来へは、今でも3ヶ月ごとに診察に通っています。毎回ラムくんを連れて行くのは大変なので、私たち夫婦のどちらかが、専門の先生に最近のラムくんの様子を報告し、面談するという形を取っています。

2歳0ヶ月:発達外来でASD(自閉スペクトラム症)の可能性を指摘される

1歳半検診以降、「もしかしたら発達障害なのかも…」と少しずつ情報収集をしていましたが、ASDの可能性が現実的になってきたこの時期から発達障害に関する書籍やブログなどをよく読むようになり、その中で療育の存在を知りました。

療育に通うには受給者証なるものがいることを知り、受給者証の取得に向けて動き出しました。

2歳0ヶ月の頃 はじめてのディズニーランド ミッキーとの対面に大興奮の両親と、特に喜びも泣きもしていないラムくん

2歳2ヶ月:受給者証を取得する

発達外来で言語発達遅滞の診断書を出してもらい、役所に申請して受給者証を取得しました。

この間に、個別療育に3箇所見学に行きました。

受給者証の取得手順についても、検討していた個別療育のスタッフの方が教えてくれました。

2歳2ヶ月 ナガシマスパーランドにて 初めての観覧車に興味津々

2歳4ヶ月:個別療育に通い始める

見学に行った3箇所の中から、療育施設を決定。週1回通い始めて、3歳4ヶ月の現在に至ります。

2歳4ヶ月 「ぞうのエルマー」展@清須市はるひ美術館にて、入口で出迎えてくれたエルマーに興奮

療育施設の決め手は?

我が家は共働きであることから、土曜日に通えることを条件に、ネットで調べた自宅近隣の療育施設のうち3箇所に連絡を取り、見学しました。

最終的に、現在通っている教室にした理由は

①療育の目的や内容についての説明がわかりやすく、信頼できた

②教室に清潔感があり、絵本や教具が豊富

③最終的には「フィーリング」

といった感じです。

① 療育の目的や内容についての説明がわかりやすく、信頼できた

どういう手法で療育を行っていくのか、そこにはどんなエビデンスがあるのかについて、パンフレットを使って先生が丁寧に説明してくださいました。

内容は難しかったですが、ラムくんを通わせる上でも、また私自身がこれから療育について勉強していく上でも、最初にこういった説明があることで信頼できると感じました。

②教室に清潔感があり、絵本や教具が豊富

待合スペースにたくさんの絵本が置いてあり、最初に教室に入るなり、ラムくんも私も大興奮(笑)

教室は活気があって明るい雰囲気。教室の中に置かれている教具も豊富で、きちんと整理されていたのが好印象でした。

③最終的には「フィーリング」

ここまで良かった点を挙げましたが…一言にまとめるなら「フィーリング」!

通うことに決めた療育施設は、見学した3箇所のうち最後に見学したのですが、私も夫も見学したその日に即決でした。

事前にホームページで見た情報では、他の施設との違いがあまり分かりませんでしたが(素人である私には、みんな同じようなことを書いているように見えた…)見学に行くと雰囲気がわかり、大きな判断材料になりました。

これから療育を検討される方にも、ぜひ複数の療育施設に足を運んで、教室の中を見たりスタッフの方とお話ししたりすることをお勧めします!

通い始めは泣いていたけど、すぐに楽しく通えるように

そして2歳4ヶ月の頃、ラムくんは個別療育に週1回通い始めました。

教室内では先生とラムくん2人なので、付き添いの私や夫は待ち合いスペースで、マジックミラー越しに見ています。

保育園と同様、通い始め最初の3、4回は親と離れる瞬間泣いてしまいましたが、以後は泣くこともなく、ご機嫌に通うようになりました。

最近では、療育に行くと「〇〇〇!〇〇〇〜!」と療育施設の名前を連呼したり、先生の名前を言ったりするようになり、ラムくんも療育の時間を楽しんでいるように思います。

温かく受け入れてくださっている教室の先生方には本当に感謝です。

まとめ

今日は、ASDっ子の息子・ラムくんが、2歳4ヶ月で個別療育に通うことになった経緯や、療育施設を選んだ決め手についてのお話でした。

この記事のまとめ

・2歳4ヶ月から週1回の個別療育に通っている

・1歳半検診での指摘をきっかけに、2歳になった頃から療育に通うために動き出した

・療育施設を選ぶときには、実際に見学に行ったときの雰囲気やスタッフとのやりとりが大きな判断材料になった

通い始めてからの変化や、個別療育を踏まえての我が家での取り組みについても、またお話しできたらいいなと思っています。

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