こんにちは、ひつじです。
自閉スペクトラム症(ASD)+軽度知的発達症を持つ3歳の男の子、ラムくんを育てています。
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今日は、ラムくんが最近、積み木で見立て遊びができるようになったというお話です。
初めて作ってくれた積み木の「トラック」
数日前、ラムくんが積み木ではじめて「トラック」を作ってくれました!

四角い積み木を3個並べた上に、もう1個積んで「トラック!」と嬉しそうに教えてくれました。
いつも、積み木遊びはひたすら高く積むのが好きだったラムくんですが、ここしばらくは高く積んだ横に別の積み木を並べてみたりと「ん、これは次のステージに進みつつある…?!」という気配を漂わせていたのです。
積み木を自分で並べて、作ったものの名前を教えてくれるなんて!つまりこれは「見立て遊び」というものなのか…?!私も夫も感動(泣)
その日は何回も同じように積み木を並べて、トラックを作ってくれました。

その後、私たちに「ポンプしゃ!」「クレーンしゃ!」と、ほかの車を作るようリクエスト。
クレーンって積み木でどう表現したらいいの…?親も想像力を鍛えたいものです。

こどもちゃれんじ「はたらくくるまクリエーター」がきっかけに
積み木を車に見立てて遊べるようになったきっかけは、こどもちゃれんじの教材「はたらくくるまクリエーター」かなと思っています。

「はたらくくるまクリエーター」は、こどもちゃれんじの2・3歳向け教材「こどもちゃれんじ ぽけっと」の教材のひとつ。
作例を見ながらブロックを組み立てて、いろいろなはたらく乗り物を表現する教材です。
昨年の夏、2歳5ヶ月頃にこの「はたらくくるまクリエーター」が届いたときは、食いつく気配もなかったラムくん。こちらが組み立てて見せようとしても、途中で壊したがって全然完成せず(笑)
3歳になる少し前に興味を持ちはじめ、ラムくんが作ってほしいものをリクエストして私たちが組み立てる日々が続き…
3歳1ヶ月頃から、作例に合わせて(合わせていないことが多いけど)自分で組み立てるようになりました!

最近は、毎日のように「はたらくくるまクリエーター」を出してきては、「ポンプしゃ!」「ゆあつショベル!」など次々と作例に載っている車たちを作っています。

自分で好きなものを組み立てることの楽しさを知った結果、積み木を「トラック」に見立てることに繋がったのかなと思っています。
我が家で日の目を見るまでに時間のかかった「はたらくくるまクリエーター」ですが、いつもラムくんの目の届くところに置いておいてよかったです。ありがとうしまじろう…!
見立て遊びで興味の幅が広がりますように!
保育園で2歳児クラスの頃、みんなで段ボール遊びや粘土遊びをするときにも興味を示さず、ひとり教室の絵本コーナーで絵本を読んだりすることが多かったラムくん。
当時、個別療育でも相談してみたところ「見立て遊びができるようになったら、段ボール遊びや粘土遊びも楽しめるようになるのでは?」との助言をいただきました。
まだまだ遠いことのように思っていましたが、こうして見立て遊びの第一歩が見られるようになり、とても嬉しい母です。
これから見立て遊びができるようになっていくとともに、ラムくんの興味の幅も広がるといいなぁ。遊びのバリエーションを増やすアプローチができるよう、家でも工夫していきたいです!